「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」
俵屋宗達筆《風神雷神図屛風》などの琳派と、印象派の最高傑作が並ぶ。 アーティゾン美術館にて1月24日まで。 ■琳派とは何か。印象派とは何か。両者を比べて見る。 1952年1月8日に開館したブリヂストン美術館は、建て替 続きを読む
俵屋宗達筆《風神雷神図屛風》などの琳派と、印象派の最高傑作が並ぶ。 アーティゾン美術館にて1月24日まで。 ■琳派とは何か。印象派とは何か。両者を比べて見る。 1952年1月8日に開館したブリヂストン美術館は、建て替 続きを読む
■山梨県立美術館で2021年1月31日まで開催中 日本全国はもとより世界に至るまで、自ら訪ね歩いた地で一握りの土を採取し、その美しさと多様性を伝える作品を発表している栗田宏一(1962年生まれ)と、草花を本物と見間違え 続きを読む
■福田美術館の開館一周年を記念して 「悲運の画家たち」というキャッチーなタイトルの展覧会が、京都・嵐山の二つの美術館、福田美術館と嵯峨嵐山文華館で共同開催されている。 悲運の芸術家ゆえの渾身の作品が連想される一方で、 続きを読む
華麗で豪壮。桃山美術の傑作がそろう。東京国立博物館 平成館にて11月29日まで。 ■桃山美術とは何か。100年の視野でさぐる。 作品の放つ絶大なエネルギーに圧倒され続けた。特別展「桃山―天下人の100年」でのことだ。 続きを読む
徳川家康が豊臣秀吉の命で江戸に入府したのが1590年。当時の江戸は湿地帯が広がる農村で、約1万人の家臣が住む土地や飲み水もままならない状況だったという。そこで幕府は、海を埋め立てて土地を造成し、水路を整備して飲料水の確 続きを読む
美術とオペラの分野で活動する優れた人材に、海外研修や帰国後の成果発表で助成を行い、育成をはかる五島記念文化賞(主催・公益財団法人 東急財団)の第31回(令和2年度)の受賞者が決まり、美術新人賞に絵画の庄司朝美が選ばれた 続きを読む
サントリー美術館で、日本美術を愉しむための秘法を知る。 ■「日本美術の裏の裏」とは? はたと膝を打つ。そうか、こんなふうに作品を愉しんできたのか。日本で古来培ってきた美の楽しみ方があるのだ。どんどん面白くなってくる。 続きを読む
■レアリスムの旗手クールベの描く「海」に焦点をあてた展覧会 海のない山梨県甲府市の山梨県立美術館で、「海」に焦点をあてた展覧会が開催されている。中心となるのは、19世紀フランスのレアリスム(写実主義)を代表する画家ギュ 続きを読む
すし、鰻、天ぷら・・。おいしいは楽しい。浮世絵から江戸時代の食文化を見る。 ■ユニークな切り口の浮世絵展 このような浮世絵の見方があったのだ!「目からうろこ」である。江戸時代に誕生し庶民に親しまれた浮世絵は、美人画、 続きを読む
■江戸の「食」をテーマとした浮世絵展 江戸時代の庶民の生活や風俗を生き生きと描き出した浮世絵のなかから、特に「食」に焦点をあてた作品を集めたテーマ性の高い浮世絵展。浮世絵が流行した江戸時代はまた、安定した幕藩体制のもと 続きを読む