DOMANI・明日展2021
―文化庁新進芸術家海外研修制度の作家たち―
スペースが生まれる
文化庁が若手芸術家を海外に派遣し、現地での研修を支援する新進芸術家海外研修制度。その成果発表の場である「DOMANI・明日展」の第23回が、東京・六本木の国立新美術館で3月7日まで開かれている。 出品作家は過去10年 続きを読む
文化庁が若手芸術家を海外に派遣し、現地での研修を支援する新進芸術家海外研修制度。その成果発表の場である「DOMANI・明日展」の第23回が、東京・六本木の国立新美術館で3月7日まで開かれている。 出品作家は過去10年 続きを読む
暁斎の卓越した筆遣いを体感する。本画と版画をあえて展示せず。 東京ステーションギャラリーにて、2月7日まで。 ■人体を見事に表現するドローイング ルネサンスの巨匠たちのドローイングを思い出す。人体が勢いのある墨線によっ 続きを読む
俵屋宗達筆《風神雷神図屛風》などの琳派と、印象派の最高傑作が並ぶ。 アーティゾン美術館にて1月24日まで。 ■琳派とは何か。印象派とは何か。両者を比べて見る。 1952年1月8日に開館したブリヂストン美術館は、建て替 続きを読む
■山梨県立美術館で2021年1月31日まで開催中 日本全国はもとより世界に至るまで、自ら訪ね歩いた地で一握りの土を採取し、その美しさと多様性を伝える作品を発表している栗田宏一(1962年生まれ)と、草花を本物と見間違え 続きを読む
■福田美術館の開館一周年を記念して 「悲運の画家たち」というキャッチーなタイトルの展覧会が、京都・嵐山の二つの美術館、福田美術館と嵯峨嵐山文華館で共同開催されている。 悲運の芸術家ゆえの渾身の作品が連想される一方で、 続きを読む
華麗で豪壮。桃山美術の傑作がそろう。東京国立博物館 平成館にて11月29日まで。 ■桃山美術とは何か。100年の視野でさぐる。 作品の放つ絶大なエネルギーに圧倒され続けた。特別展「桃山―天下人の100年」でのことだ。 続きを読む
徳川家康が豊臣秀吉の命で江戸に入府したのが1590年。当時の江戸は湿地帯が広がる農村で、約1万人の家臣が住む土地や飲み水もままならない状況だったという。そこで幕府は、海を埋め立てて土地を造成し、水路を整備して飲料水の確 続きを読む
美術とオペラの分野で活動する優れた人材に、海外研修や帰国後の成果発表で助成を行い、育成をはかる五島記念文化賞(主催・公益財団法人 東急財団)の第31回(令和2年度)の受賞者が決まり、美術新人賞に絵画の庄司朝美が選ばれた 続きを読む
サントリー美術館で、日本美術を愉しむための秘法を知る。 ■「日本美術の裏の裏」とは? はたと膝を打つ。そうか、こんなふうに作品を愉しんできたのか。日本で古来培ってきた美の楽しみ方があるのだ。どんどん面白くなってくる。 続きを読む
■レアリスムの旗手クールベの描く「海」に焦点をあてた展覧会 海のない山梨県甲府市の山梨県立美術館で、「海」に焦点をあてた展覧会が開催されている。中心となるのは、19世紀フランスのレアリスム(写実主義)を代表する画家ギュ 続きを読む