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美しい人びと 松園からローランサンまで

開催中〜2023/06/04

松岡美術館

東京都・港区

へザウィック・スタジオ展:共感する建築

開催中〜2023/06/04

東京シティビュー(屋内展望台)(六本木ヒルズ森タワー52F)

東京都・港区

深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ

開催中〜2023/06/04

東京都写真美術館

東京都・目黒区

アルフォンス・ ミュシャ展

開催中〜2023/06/04

八王子市夢美術館

東京都・八王子市

特別展「明治美術狂想曲」

開催中〜2023/06/04

静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)

東京都・千代田区

憧憬の地 ブルターニュ  ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷

開催中〜2023/06/11

国立西洋美術館

東京都・台東区

ブルターニュの光と風 ー画家たちを魅了したフランス<辺境の地>

開催中〜2023/06/11

SOMPO美術館

東京都・新宿区

細川護熙 美の世界

開催中〜2023/06/11

平塚市美術館

神奈川県・平塚市

山梨県立美術館コレクションREMIX

開催中〜2023/06/11

山梨県立美術館

山梨県・甲府市

大阪の日本画

開催中〜2023/06/11

東京ステーションギャラリー

東京都・千代田区

アール・ヌーヴォーのガラス – ガレとドームの自然賛歌 –

開催中〜2023/06/11

九州国立博物館

福岡県・太宰府市

ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―

開催中〜2023/06/11

国立工芸館

石川県・金沢市

ルーヴル美術館展 愛を描く

開催中〜2023/06/12

国立新美術館

東京都・港区

さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展

開催中〜2023/06/18

東京都現代美術館

東京都・江東区

麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン

開催中〜2023/06/18

世田谷美術館

東京都・世田谷区

MOTコレクション 被膜虚実/Breathing めぐる呼吸

開催中〜2023/06/18

東京都現代美術館

東京都・江東区

今井俊介 スカートと風景

開催中〜2023/06/18

東京オペラシティアートギャラリー

東京都・新宿区

奇想の絵師 歌川国芳

開催中〜2023/06/18

うらわ美術館

埼玉県・さいたま市

ベルギーと日本-光をえがき、命をかたどる

開催中〜2023/06/18

目黒区美術館

東京都・目黒区

川島理一郎展 ―― 描くことは即ち見ること

開催中〜2023/06/18

栃木県立美術館

栃木県・宇都宮市

とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家

開催中〜2023/06/18

宇都宮美術館

栃木県・宇都宮市

ジョルジュ・ルオー ー かたち、色、ハーモニー ー(開館20周年記念展)

開催中〜2023/06/25

パナソニック汐留美術館

東京都・港区

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「The Original」

開催中〜2023/06/25

21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2

東京都・港区

猪熊弦一郎展『いのくまさん』

開催中〜2023/06/25

茨城県近代美術館

茨城県・水戸市

末盛千枝子と舟越家の人々—絵本が生まれるとき—

開催中〜2023/06/25

市原湖畔美術館

千葉県・市原市

夢と自然の探求者たち―19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで

開催中〜2023/06/25

群馬県立館林美術館

群馬県・館林市

豊島区立 熊谷守一美術館 特別企画展 熊谷守一美術館38周年展

開催中〜2023/07/02

豊島区立 熊谷守一美術館

東京都・豊島区

名作展「1963→2023 龍子記念館開館60年の歩み」

開催中〜2023/07/02

大田区立龍子記念館

東京都・大田区

企画展  救いのみほとけ  お地蔵さまの美術

開催中〜2023/07/02

根津美術館

東京都・港区

開館60周年記念 Re: スタートライン 1963-1970/2023 現代美術の動向展シリーズにみる美術館とアーティストの共感関係

開催中〜2023/07/02

京都国立近代美術館

京都府・京都市

特集展示「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」

開催中〜2023/07/09

半蔵門ミュージアム

東京都・千代田区

霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展

2023/06/03〜2023/07/09

そごう美術館

神奈川県・横浜市

発掘・植竹邦良 ニッポンの戦後を映す夢想空間

開催中〜2023/07/09

府中市美術館

東京都・府中市

【特別展】小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―

開催中〜2023/07/17

山種美術館

東京都・渋谷区

初夏展「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」

開催中〜2023/07/17

永青文庫

東京都・文京区

恐竜図鑑 ― 失われた世界の想像/創造

2023/05/31〜2023/07/22

上野の森美術館

東京都・台東区

特別展 木島櫻谷 ―山水夢中

2023/06/03〜2023/07/23

泉屋博古館東京

東京都・港区

蔡國強 宇宙遊 ―<原初火球>から始まる

2023/06/29〜2023/08/21

国立新美術館

東京都・港区

練馬区立美術館コレクション+ 植物と歩く

2023/07/02〜2023/08/25

練馬区立美術館

東京都・練馬区

企画展「北斎 大いなる山岳」

2023/06/20〜2023/08/27

すみだ北斎美術館

東京都・墨田区

オーストラリアの大地と空とそこに生きる私たち ディーン・ボーエン展

2023/07/08〜2023/08/27

群馬県立近代美術館

群馬県・高崎市

マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた) 神奈川県立近代美術館コレクションから

2023/07/01〜2023/08/27

世田谷美術館

東京都・世田谷区

ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス

開催中〜2023/08/31

森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)

東京都・港区

ピーター・シスの闇と夢

2023/06/30〜2023/08/31

八王子市夢美術館

東京都・八王子市

特別展「三井高利と越後屋―三井家創業期の事業と文化―」

2023/06/28〜2023/08/31

三井記念美術館

東京都・中央区

石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ

開催中〜2023/09/03

世田谷文学館

東京都・世田谷区

特別展「NEO 月でくらす展 〜宇宙開発は、月面移住の新時代へ!〜」

開催中〜2023/09/03

日本科学未来館

東京都・江東区

さとびとみやび

2023/06/24〜2023/09/03

平塚市美術館

神奈川県・平塚市

特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」

2023/06/16〜2023/09/03

東京国立博物館

東京都・台東区

浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展 聖地 南山城 ―奈良と京都を結ぶ祈りの至宝―

2023/07/08〜2023/09/03

奈良国立博物館

奈良県・奈良市

憧れの東洋陶磁 ― 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝

2023/07/11〜2023/09/03

九州国立博物館

福岡県・太宰府市

スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた

2023/07/04〜2023/09/03

国立西洋美術館

東京都・台東区

今日の彫刻 ― 富井大裕展

2023/07/08〜2023/09/03

栃木県立美術館

栃木県・宇都宮市

土とともに 美術にみる〈農〉の世界 ―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで―

2023/07/08〜2023/09/03

茨城県近代美術館

茨城県・水戸市

生誕100年 山下清展ー百年目の大回想

2023/06/24〜2023/09/10

SOMPO美術館

東京都・新宿区

三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions

2023/06/10〜2023/09/10

千葉市美術館

千葉県・千葉市

ホーム・スイート・ホーム

2023/06/24〜2023/09/10

国立国際美術館

大阪府・大阪市

企画展「藤田嗣治 猫と少女の部屋」

開催中〜2023/09/12

軽井沢安東美術館

長野県・軽井沢町

森美術館開館20周年記念展 ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会

開催中〜2023/09/24

森美術館

東京都・港区

開館60周年記念 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代

2023/07/19〜2023/09/24

京都国立近代美術館

京都府・京都市

水のいろ、水のかたち展

2023/07/07〜2023/09/24

国立工芸館

石川県・金沢市

芸術家たちの南仏

2023/07/02〜2023/09/24

宇都宮美術館

栃木県・宇都宮市

夏季展「細川護立の愛した画家たち ―ポール・セザンヌ 梅原龍三郎 安井曾太郎―」

2023/07/29〜2023/09/24

永青文庫

東京都・文京区

テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ

2023/07/12〜2023/10/02

国立新美術館

東京都・港区

モネ、ルノワール 印象派の光

2023/06/20〜2023/10/09

松岡美術館

東京都・港区

瞳の奥にあるもの -表情でみる人物画展-

開催中〜2023/11/05

ホキ美術館

千葉県・千葉市

美しき時代(ベル・エポック)と異彩のジュエリー

開催中〜2023/11/26

箱根ラリック美術館

神奈川県・箱根町

シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画―横山大観、 杉山寧から現代の作家まで

2023/07/15〜2023/12/03

ポーラ美術館

神奈川県・足柄下郡箱根町

Exhibitions

DOMANI・明日展 2022-23
百年まえから、百年あとへ

 文化庁の「新進芸術家海外研修制度」に参加した作家の成果発表の場である「DOMANI・明日」展が、東京・六本木の国立新美術館で開かれている。
 25回目となる今回は、「百年まえから、百年あとへ」という副題のもと、池崎拓也、石塚元太良、伊藤誠、大﨑のぶゆき、北川太郎、黒田大スケ、小金沢健人、近藤聡乃、谷中佑輔、丸山直文の10作家が、絵画、彫刻、映像、インスタレーション作品などを発表している。

参加作家と都倉俊一文化庁長官、逢坂恵理子国立新美術館館長。右から、近藤、石塚、池崎、大﨑、伊藤、逢坂、都倉、北川、黒田、谷中、小金沢
参加作家と都倉俊一文化庁長官、逢坂恵理子国立新美術館館長。右から、近藤、石塚、池崎、大﨑、伊藤、逢坂、都倉、北川、黒田、谷中、小金沢

 副題には、1923年の関東大震災から百年目に開かれる企画として、「ゆれる/ゆらぐ地面、制度、価値観」という視点から、コロナ禍以降の人材育成や美術界のあり方を考える意味が込められている。本展を企画した林洋子文化庁芸術文化調査官は、「3年近くのパンデミックを経て、あらためて美術は『時代の鏡』『世界への窓』という意識を強くしたが、いつの時代も疾病や戦争、自然災害と無縁ではありえず、芸術活動はそれらと共存してきた。『百年まえから、百年あとへ』は、無限の営為への励ましであり、願いでもある」とし、百年後の美術の状況を見据えながら展覧会を組み立てた。

黒田大スケ「アサノの為のプラクティス」2022年
黒田大スケ「アサノの為のプラクティス」2022年

芸術と戦争の関係をさぐる―黒田大スケ

 「震災や戦争という大きなゆらぎの中では、しばしば空想と現実が奇妙に接近し虚実が混じり合う瞬間が訪れる。百年前と百年後、本当のような嘘と、嘘のような本当が交錯する中で、現実と虚構、芸術と戦争について思いを巡らせながら作品制作を進めた」という黒田大スケ(1982年京都府生まれ。2018年度アメリカ・フォートワースで研修)は、戦前から戦後にかけて活動した彫刻家の浅野孟府をリサーチして制作したビデオ作品「アサノの為のプラクティス」と、戦争末期に奈良県に作られた基地をイメージしたジオラマ「海のユーレイ」を発表した。
 「アサノの為のプラクティス」は、1942年に公開された戦争映画『ハワイ・マレー沖海戦』の真珠湾のジオラマ製作に携わった浅野孟府をリサーチし、浅野がカモとアヒルに姿を変えて自らを語るビデオ作品だ。左側の赤い背景のカモは、前衛的でプロレタリアアートを先導するなど左翼思想の強い30代半ば頃までの浅野で、右側のグレーの背景のアヒルは、その後、『ハワイ・マレー沖海戦』で製作したジオラマが評判となり、戦意高揚につながっているにもかかわらず高く評価されたことで素直に喜ぶ40代以降の浅野という設定だ。
 黒田は「今の時代、戦争は他人事ではない気配が強まっている。芸術家も、思想的、政治的なスタンスを問われるので、安易に仕事を引き受けてしまうとプロパガンダに利用されてしまいかねない怖さがある。浅野のように、実際に揺らいだ彫刻家を取り上げることで考えを深めたい」という。画家に比べて研究者が少なく、実像も不確かな彫刻家を掘り起こし、歴史的に見つめ直そうという試みでもある。
 「海のユーレイ」は、太平洋戦争末期に奈良県天理市に急造された大和海軍航空隊大和基地(通称:柳本飛行場)をリサーチし、前述の映画で真珠湾のジオラマを作った浅野を中心とする彫刻家になり切って制作したジオラマだ。ここは、本土決戦に備えて特攻基地として建設され、練習機による訓練が行われていた。今でも当時の滑走路や防空壕の跡が残っている。舗装が間に合わず、滑走路に竹を敷いて練習機が飛び立った記録もあり、「状況が悪化すると嘘のようなホントの話が混ざりあう」実体を伝える手がかりとしてもとらえている。
 長く彫刻に携わってきた黒田が彫刻を問い直し、これまであまり語られてこなかった事柄に着目しながら真実を模索している。

黒田大スケ。ビデオ作品は「アサノの為のプラクティス」2022年、ジオラマは「海のユーレイ」2022年
黒田大スケ。ビデオ作品は「アサノの為のプラクティス」2022年、ジオラマは「海のユーレイ」2022年

21世紀的な写真のテーマを追求―石塚元太良

 印画紙を切って編み込んだモザイク状の作品や自作を近代絵画と比較したインスタレーションなどで現代における写真の可能性を追求している石塚元太良(1977年東京都生まれ。2010年度アメリカ・ニューヨーク、2021年度フィンランド・ケミヤルヴィで研修)は、約15年にわたりアラスカやパタゴニア地方で撮影した氷河をモチーフにした写真を元に構成した作品を発表している。
 氷河が地球温暖化などの21世紀的な主題を含むことが背景にある。さらに、写真にとっての21世紀的なテーマを重ね、「写真はもはや撮影したものをそのまま展示するだけでは成立しないのではないか」との見解から、写真を編みこんだ連作の「Texture」を展示している。「多くの人がデジカメを持ち、車にはカメラが搭載され、街にはとんでもない量の防犯カメラがある。僕らが世界を撮るのではなくて世界の方が僕らを撮っている時代。その中で何ができるだろうと考えた時に写真の平面性を攻撃してみることに行きついた」という。
 紙焼きした2枚の写真を裁断し、編むことで、網膜で感じる手触りを作り出している。

石塚元太良「Texture_ Glacier #003」2009/2022年
石塚元太良「Texture_ Glacier #003」2009/2022年

 大作「Shoup Glacier #001」は、シーカヤックから撮影した5枚の写真を合成した作品。前後左右に流されながら撮影したため、距離やアングルが異なる5枚を並べ、絵画的アプローチを試みている。
 石塚の作品は「写真はどこまで写真でいられるのか、写真を定義していた境界線はどこにあり、文字や言葉、絵画や彫刻とどのような関係を結ぶのか」を追求し、不確かな世界の状況を表しているように見える。

石塚元太良。作品は「Shoup Glacier #001」120×598㎝ 2016/2022年 出品協力:KOTARO NUKAGA
石塚元太良。作品は「Shoup Glacier #001」120×598㎝ 2016/2022年 出品協力:KOTARO NUKAGA

「知らない場所」をつくる形をたどる―伊藤誠

 今回の出品作家のうち最年長の伊藤誠(1955年愛知県生まれ。1996年度アイルランドに研修)は、FRP、ゴム、ステンレス、鉄など、身近な素材を使って、「知らない場所」を作り続けてきた。伊藤は「知っている場所を、誰にとっても知らない場所にすることができるものを、自分では『彫刻』と呼んでいる」という。
 今回は、「30年以上の時間的な開きがある作品を、現在の地点で選んだ」5点が展示されている。「制作当時は全く気付かずに展開不可能だったものが現れてくることがあり、それを見るための場」となり、また、今回の「DOMANI・明日」展のテーマでもある百年先を考えた時に「彫刻にとって最後に残る要素とは何かを見る場にもなった」という。
 1988年に制作した「Untitled」などは大幅に補修をしたことで新たに見直すことにもなった。自分も他人も想像がつかないような知らない形を生み出す方法として、内側の形を作った後に外側の形を貼り、その後、内側を取り除くなどの過程を経て作りあげた作品で、見る場所によって印象が異なる。
 「何を作るかというよりは、最終的にどのようなものが出てくるかということ。最初に自分がイメージしたものとは違うものがひっぱり出されれば、それは他人もイメージしなかったものだ」という。
 伊藤が知らない場所を作るために素材や工程を駆使して生み出した形をたどることのできる展示となっている。

伊藤誠。右の作品は「Untitled(1988/2022)」1988/2022年 村松画廊コレクション蔵、右側の壁の作品は「北半球」2017年、左の作品は「船の肉」2003年
伊藤誠。右の作品は「Untitled(1988/2022)」1988/2022年 村松画廊コレクション蔵、右側の壁の作品は「北半球」2017年、左の作品は「船の肉」2003年

 なお、本展は、次年度以降は研修制度の参加者以外にも対象を広げる新たな形の展覧会に再編され、「DOMANI・明日展」という名称での開催は今回が最後となるという。
  
(文中敬称略)
執筆・写真撮影:西澤美子
※写真は主催者の許可を得て撮影しています。
  
参考文献:「DOMANI・明日展 2022-23」展図録 (文化庁 2022年)

【会期・会場】
2022年11月19日(土)~2023年1月29日(日)
国立新美術館(東京都・港区)
  
展覧会HP:https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/domani2022-23/