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オノデラユキの作品は、「写真」という一般的概念に収まりきれないところに、その魅力と特質があり、それは写真表現の可能性に果敢に挑戦していく、尽きない探究心と飽くなき欲求に支えられている。あるときはカメラに細工を施し、あるときは思わぬアングルから被写体をとらえ、コンピューターを使用したり手彩色を施したり、あるときはコラージュやモンタージュの技法を用いながら、日常の風景や事物を我々の想像を超えた視覚世界に作り変え、どれもこれも手の込んだトリックが仕組まれ、イリュージョンのように我々を幻惑する。そして、独自のユーモアと都会的なセンスで巧みの観るものを惹きつけながら、我々を「写真の迷宮」へ誘う。
オノデラ自身も語っているように、"写真の面白さの本質はメイン・ストリート的なところではなく、言ってしまえば裏道的なところがある。子供の頃、父が作り上げた写真アルバムを見るよりも、そのアルバムに貼られずに見捨てられた雑多なプリントが入ったブリキのお菓子箱の中身を覗くほうが好きで、時々開けて見ては楽しんでいて、写真の不思議さとその都度得られる発見の楽しみなどが、まさに、その箱の中に詰まっていたからかもしれない。脱写真的行為と言われる部分はそんな既存の写真の本来性から外れたものに対する直観的な興味が源泉となっているのかも知れません。"
オノデラユキの意外性と不可思議性の根源的由来かも知れない。
主な展示作品は
■古着のポートレイト■
ボルタンスキー(仏美術家)の死の象徴とした古着を、身体なきポートレイト 初期の代表作品
■窓の外を見よ■ ■真珠の作り方■
オノデラユキの「小さなイタズラ」によって、劇的な結果を招いた作品
「貝に異物が入ると、その刺激で膜ができ、真珠がつくられる」ことに因んでタイトルをつけたというほどに、まさにオノデラの中に「創造の核」となる異物があるからなのではないだろうか!
第28回木村伊兵衛写真賞を受賞した作品集
■Transvest■ ■ミツバチー鏡■
「私の場合、アイデアを思いついた「そのとき」よりもそのアイデアをアタマの片隅に捕獲したまま熟成させる。その熟成期間のほうが重要です。時間の中でアイデアは成長、変形、ときには突然変異を起こします。4,5年熟成が必要なケースもあります。・・・・」
視覚的効果からイメージを作り上げる方法■Transvest■と、写真を撮る行為そのものを作品とする≪ミツバチー鏡≫、ふたつの手法的アプローチがあります。
■Roma-Roma■
ふたつのローマ(スウェーデンのローマ、スペインのローマ)を「ステレオ・カメラ」そして「移動する私の身体」で写真を撮るために移動する、画期的試み。モノクロ写真の上に面相筆を使用し油絵具で丹念に
彩色している。
非常に面白い試みである!!! 必見です~~~~!!
■オルフェウスの下方へ■ ■11番目の指■
■アニューラ・エクリプス■ ■12Speed■
イメージが凝縮されればされるほど、そしてイメージに対する意識が強ければ強いほど、写真のマチエールは変容しやすくなる。オノデラユキのイメージは多くのイメージの集合体であり、事物の純粋に光とコントラストが造り上げた構成物になっている。
オノデラユキの嗜好はモノクロ写真にあり、色彩のヴァルール、輝度(brillance)のグラデーション等とは無縁で、あくまでも構築された存在であり、技術的なパラメーターや様々な工学的環境に加えて、さらに自身の感性による創作である。
「詩的な物理学」の世界に入り込んでいるのかもしれない。
不思議な空間と不可思議な世界、アンビヴァレンツとユーモアの臨場感が伝わる作品ばかり!!
ますます必見です!!!
『私を見て! ヌードのポートレイト』展 を観て!
「ヌード」の歴史は、社会や風俗、文化や思想、民族や環境によって、取りざたされてきた。
単なる「写されている個人」ととらえるものからオブジェなどと同じように「美しい曲線の物体」として、内面から込み上げてくる身体表現まで、さまざまな多様な作品が存在している。遡れば19世紀のピクトリアリズムの時代には、古典絵画を手本とした構図のヌード、20世紀に入るとモダニズム的ヌード、ヌードの表現の方向性も時代によって変化してきた。40年位前から"ヌード・猥褻・ピンク映画"をジャーナリズムの舞台で盛んに論じられてきた。創る側、観る側の精神性・肉体性・倫理性で多種多様な写真集・雑誌が出版され、作家・芸術家・写真家たちの目と表現を通して、その時代の社会の持つ問題や意識の違いが浮かび上がり、民族文化と国家の品質まで論じられてきた。展示構成と見どころとして、写真黎明期のダゲレオタイプから平成になって発表された作品までを「邂逅」「表現」「家族」「自己(アイデンティティー)」の4パートに分けて展示されて、社会問題提起も含めて、幅広く見せてくれる。
主な出品作家は、
秋山庄太郎、荒木経惟、小関庄太郎、緑川洋一、有田泰而、大竹省二、篠山紀信、沢渡朔、立木義浩、吉川富三、石井幸之助、中村立行、深瀬昌久、淵上白陽、細江英公、小川月舟、横須賀功光、大辻清司、永江博、ジュディ・デーダー、ロバート・メイプルソープ、パティ・スミス、ブラッサイ、ダイアン・アーバス、フランツ・ロー、ラリー・クラーク、ビル・ブラント、ロベール・ドマシー、パテイ・レヴィ、ナン・ゴールディン、ヘルムート・ニュートン、
青春時代の意欲作、衝撃的な問題作、前衛的な野心作、時代を超えて、今蘇える!!
ヘドデル キドリンスキー
(2010年8月24日 12:56)
没後25年、「ロマネスクな異色新人」「画壇のシンデレラボーイ」と呼ばれ、鮮烈なデビューを果たした有元利夫の藝術に魅了され、いまだに人びとの記憶にずーっと残り続けている有元利夫の10年にわたる画業を振り返る企画展に行って来ました。
今回は、絵画ばかりでなく、版画、彫刻、陶芸まで幅広く芸術的欲求の留まることなく、美への執念と自分自身への可能性にかけた展覧会になっている。芸術という出来上がった造形物に、そのまたさらなる彼方へ、何か最高の輝きのようなもの得たいと念じている。その何かが「いのち」なのか「生」なのか不明瞭な不可解な割切れないモノに駆り立てられ、生き急いだ芸術家の一人かもしれない。
彼の好きなことばに「風化」ということばがある。美術出版社刊「有元利夫と女神たち」の中でも書かれているが、"風化したものは、僕にとっていつも美しく物語のある空間です。こする、ちびる、へる、おおわれる、こびりつく、ひびわれる・・・こんな風化の美しさが画面に出てこないかなアと思ってやっています。自分の気に入ったモチーフをランダムに、趣味的に選んで、自由で気ままな空間を作り、その空間にドラマが生まれ、物語が聞こえてくれれば良いと思います。「風化」は、一般的に、結果として現れるものですが、僕の場合は、そんなわけで、「風化」は目的であり、積極的に「風化」を捉えてみたいと思うのです。"
有元利夫の仕事のすすめ方は、絵のほうから「お呼び」がかかるのを待って、無造作に余った絵具を「捨て絵具」として、いい加減に白い画布の上に「捨てて」おく。そのうち形や情景が画面に浮かび上がってきて、画家に「お呼び」がかかる。色感に恵まれ、作品に時間を沈み込ませる、何にでも変容し得るものを持っていて、色・斑点・夢の変容をそのまま表現するような神気を秘めている様式美の絵である。
「天にも昇る気持ち」、至福感、絶対的快感・・・、人間の深部に根ざしているごく普通の感覚「通俗」へとこだわり続けてきた「時間」をパッと超えようとする有元特有の時代やジャンルにとらわれない自らの「様式」を作り出し、「音楽」特にバロック音楽との融合=真からの芸術の自然性(岸田劉生の言葉)による大きな小宇宙の構成を感じる。
代表的な展示作品は
«私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ» «花降る日» «室内楽» «春»
«ささやかな時間» «ロンド» «運動する人» «厳格なカノン» «立体の数々»
何時までたっても、気になる不思議な画家です。
そして、未完成が納得できる画家です。
ヘドデル キドリンスキー
(2010年8月24日 12:48)
すごい!すご~い!すご~いものがある~~~!
根津美術館の所蔵作品も感動的だが、山種美術館の作品もすごいものばかりである!!
日本歴史の中で"日本らしい基礎を造った江戸時代"、豪華絢爛な中世絵画・建築・工芸品を熟成させ、それまでの貴族や武士中心の日本文化を、一気に庶民のレベルまで押し広げ、民族的な多様性と技巧的な品質性をもたらしたと言っても過言ではない。
特に、浮世絵の祖と言われる岩佐又兵衛の«官女観菊図»(重要文化財指定) 又兵衛のあまりにも異質な作品と言っていいかもしれない。「又兵衛風絵巻群」では色彩豊かな画風が中心であり、詳細な描き込みが持ち味の又兵衛の作品とは対極にある、ごくわずかに金泥を施すだけの白描画:モクロームのセンスで、髪、着物、車輪、秋草などの曲線の美しさを描いている。私も始めて目にする作品である。
琳派の俵屋宗達の«槇楓図» 酒井抱一の«秋草鶉図»«月梅図» 鈴木其一«伊勢物語図» 狩野派の狩野常信の«七福神図» 円山・四条派の伝長沢芦雪«唐子遊び図» 文人画の池大雅«指頭山水図»などなどの文化財級作品を通して江戸絵画の流れを堪能させてくれる。
また、作者は不明だが、«源平合戦図»«輪踊り図»«竹垣紅白梅椿図»などなども見応えのある、存在感のある作品である。
この企画展の為に作成されたグッズもなかなかいいものがある。
岩佐又兵衛の«官女観菊図»の一筆箋、絵葉書、缶マグネット、
俵屋宗達の«槇楓図»のクリアファイル:高輝度「金」インキを使用した「金」の輝きが
素晴らしい品物です。
また、この企画展に用意された特製和菓子も趣きのある逸品です。
是非、ご堪能あれ!!!
ヘドデル キドリンスキー
(2010年8月24日 12:38)
知る人ぞ知る美術館:「ナポリ・カポディモンテ美術館」。ルネサンスからバロックまでのイタリア美術の名品による、わが国初の展覧会です。
知る人ぞ知る美術館:「ナポリ・カポディモンテ美術館」。ルネサンスからバロックまでのイタリア美術の名品による、わが国初の展覧会です。
ルネサンス期のイタリアの名門、ファルネーゼ家からブルボン家へ継承され、貴族・王族のコレクション;絵画、彫刻、家具、調度品、工芸品、デッサン、ミニチュアール、書籍、メダル類、などなど多様に収集された。ファルネーゼ家は、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂に«最後の審判»を完成させるようミケランジェロに命じた教皇パウルス3世の名家。
主な作品を紹介すると
パルミジャニーノ«貴婦人の肖像(アンテア)»
アーニョロ・ブロンズィーノ«貴婦人の肖像»
パチェッコ・デ・ローザ«眠るヴィーナスとサテュロス»
パチェッコ・デ・ローザ«ヴィーナスとマルス»
バッティステッロ・カラッチョロ«ヴィーナスとアドニス»
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ«マグダラのマリア»
シスト・バダロッキオ«マグダラのマリア»
フセペ・リベラ«瞑想するマグダラのマリア»
グイド・レーニ«アタランタとヒッポメネス»
アルテミジア・ジェンティレスキ«ユディトとホロフェルネス»
マティア・ブレーティ«ユディト»
ベルナルディーノ・ルイーニ«聖母子»
ジョヴァンニ・ランフランコ«聖母子とエジプトの聖マリア、アンティオキアの聖マルガリタ»
ジョルジョ・ヴァザーリ«キリストの復活»
エル・グレコ«燃え木でロウソクを灯す少年»
アゴスティーノ・カラッチ«毛深いアッリーゴ、狂ったピエロと小さなアモン»«リナルドとアルミーダ»
シスト・バダロッキオ«悔悛するマグダラのマリア»«祈る聖ペテロ»
カステッリの窯«ファルネーゼ家の家紋のある皿»
ジョヴァンニ・ベルナルディーノ«さいなまれる魂»«希望する魂»
フランチェスコ・グアリーノ«聖アガタ»
マッシモ・スタンツィオーネ«聖アガタの殉教»
初めて目にするものが多く、新鮮な出会いでした!!!
少ない展示でしたが、満足のいく名品に出会えた分、甲斐がありました!!!
ヘドデル キドリンスキー
(2010年8月24日 12:24)
ドラえもんの科学みらい展の はじまりはじまり~~~!!!
「"こんなこと、あんなこと、できたらいいな!?"ドラえもんは夢のようなひみつ道具で、何でもかなえてくれる。」と夢中になってテレビにかじりついていた世代もモウ立派な大人になって、未だに「ドラえもん」を信じて、科学者になったり、デザイナーになったり、小さいときの夢を追い求めている人たちが如何に多いことか・・・!感心する・・!!!
毛利館長も興奮して、震えていました
「ドラえもんのひみつの道具は、現在の科学技術でどこまで現実に近づいているのか?」というテーマで、最新のロボット研究や世界最小の一人乗りヘリコプター、
「変身したい!」透明人間にもなれる・・? 透明マント!?=再帰性投影技術
強くなりたい!力持ちにもりたい!?=ロボットスーツHAL、
=スーパー手袋:マンマシンシナジーエフェクタ
「小さく小さくなりたい!」ミクロの決死隊みたいなガリバートンネルや、
「植物たち、葉っぱたちはお話してる?!」=植物のケミカルコミュニケーション
「タイムマシンのつくりかた」=過去・未来を予測?! 遠く、遠く、拡がる世界へ・・・
=スーパーコンピューターによる地球温暖化シミュレーション
=スーパーコンピューターによる天の川銀河創生シミュレーション
「ほんやく コンニャク??」音声翻訳装置などなど・・・!!
どきどきしちゃう!!
わくわくしちゃう!!
不思議がい~っぱい!!!
"夢見る力"を信じて、なんでもトライしてみよう!!!
2015年月探索ロボットも夢じゃな~~~~~い!!!
ヘドデル キドリンスキー
(2010年8月24日 11:50)
2010年、公立美術館として初めての回顧展となる「平明・静謐・孤高-長谷川潾二郎(はせがわりんじろう)展」は、「無名」の画家に再評価の機運が高まる契機にもなりました。
猫の絵といえば、りん二郎さんの「猫」を思い浮かべる人も少なくないでしょう。
この猫の名前は「タロー」。シマシマの猫「タロー」の背中は思わず撫でたくなるような柔らかな曲線を描いています。
制作途中でタローは死んでしまい、ヒゲはりん二郎さんの想像で描かれました。
実物を見ないまま描いたヒゲに納得がいかなかったので、タローのヒゲは片方しか描かれないまま、制作終了となりました。
歳月をかけ、納得いくまで観察しないと描かない寡作、孤高ともいえる制作姿勢は、一部の識者に高い評価を受けながらも、その画業の全貌はいまだ明確にされておりません。
長谷川潾二郎2011年カレンダーに収録されている作品群の中には、有名な「猫」の絵以外にも「猫と毛糸」の絵が描かれております。
「りんじろうの猫」が好きな人にはおススメです。
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(2010年8月20日 10:32)
水戸芸術館現代美術ギャラリーにて、「石元泰博 写真展」が開催されます。
力強い凝視力で被写体に迫り、研ぎ澄まされた造形感覚で画面を構成する石元泰博。(いしもとやすひろ、1921年生まれ。1966年文化功労者)
石元はサンフランシスコに生まれ、父の故郷である高知県に帰郷しますが、1939年に再びシカゴに渡り、バウハウスの教育理念を継承した「ニュー・バウハウス」で写真教育を受けました。1953年頃からは日米を行き来し、戦後日本の写真界に多大な影響を与え、1969年以降は日本を拠点として精力的な活動を展開しています。
代表的なシリーズに「シカゴ」「桂離宮」「伊勢神宮」などがありますが、今回の展覧会では高知県立美術館の協力を得て、膨大な作品の中から約300店の作品を紹介するそうです。
展覧会の詳細は、水戸芸術館現代美術ギャラリー公式サイトをご覧下さい。
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(2010年8月10日 11:57)
『大昆虫博』展 日本人と虫たちの深く長い歴史 を見て!
よくもまあ〜これだけの「虫たち」を集めたもんだ〜〜〜!とビックリ仰天でした!!!

『むしむし探し隊プロジェクト』を推進し、虫に関する造詣が深い、
ムシナビゲーターとして「養老孟司氏」「奥本大三郎氏」「池田清彦氏」を中心に
「やくみつる氏」にも企画協力してもらった意外性、話題性、
夏休みのピッタリの企画展になりそうだ。

会場構成が面白く、3人の虫達人の部屋があり、
やくみつる氏の「東京の虫たち」探索コーナーありで、
世界中の昆虫標本(名和昆虫館提供)が満載の大昆虫ワールドでした。

「発見」「観察」をテーマに、映像や音などによる動きのある演出を付加し、
「驚異」を創造するゾーンが、なんともたまらなく想像を掻き立てる面白さがありました。
多面的な虫の面白さに気づかされる「うんちくパネル」が随所に点在し、
標本を見るだけでなく、
「知識」が改められる驚きと楽しさに溢れた空間でした。
会場入口スポットには、『巨大ステンレスバッタ』が悠然と構えていて度肝を抜かれます。

やくみつるの虫と遊ぼう--夏休み自由研究テーマや虫と遊んで学ぶ参加型の展示必見!!
描く昆虫採集(何もみないで記憶だけで虫の絵を描く)、虫ファッション(虫柄ネクタイなどの展示)、
東京虫スポーツ=トーチュウ(昆虫採集をスポーツの視点で面白く紹介)
日本人がいかに昔から虫たちと深いかかわりもって暮らしてきたかがわかります。
「武具」「装飾品」だけでなく、「手ぬぐい」「家紋」などのデザイン、
浮世絵・漢字・文学・俳句、虫聴の独特な愉しみ、子どもたちの虫遊び等々の展示が風情を醸し出します。
「勝ち虫」として、武将に愛された「蜻蛉」(トンボ)「蟷螂」(カマキリ)をあしらった
「甲と鎧」がシンボリックに展示されて、
貴重な重文級の資料がより
一層日本人と虫たちの独特な関係性を垣間見ることが出来る有意義な展覧会であります。
またまた、「虫シアター」では、大型画面にて高精細な映像で虫の世界を迫力満点で愉しむことができる。
力比べコンテスト国・地域比較形態・生態などなど・・・。
最後に、小檜山賢二氏の3D映像で見せる、リアル:ムシの形態・生態の映像コーナーが締めくくりとしての感動でした。
江戸東京博物館での異例の企画展「すごい虫」展 でした。


虫嫌いの人も、その色彩・造形美に驚嘆し、虫に慣れ親しむと思う面白さがあります。
是非、出掛けてみてください!!!
→江戸東京博物館
→昆虫
ヘドデル キドリンスキー
(2010年8月 6日 14:15)
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荒木経惟さんの愛猫チロとの最後の時間を描いた写真集『センチメンタルな旅 春の旅』が発売されました。
「写真集は棺桶」であるという荒木さん。今回の写真集は特別な意味をもつ。
個人的に猫が好きという事も関係しているのかもしれないが、
作品1つ1つにチロの意思、荒木さんの愛を感じる。
ページをめくる度、心を揺さぶられる感じ。
変わり果てた姿の作品もあり、賛否両論あるかもしれないが
作品から発せられるメッセージが、これほど響いた事はなかった。
「センチメンタルな旅 春の旅」は、チロにとっての旅の終わりでもあり、また始まりでもある。
タグ:荒木経惟
(2010年7月30日 07:24)
「ベスト・オブ・オルセー」展! モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーをはじめとする絵画115点が、フランスからごっそりやってきた・・・・!!!
モネ«ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光»、セザンヌ«篭の静物、または台所のテーブル»、ゴッホ«自画像»、ルソー«蛇使いの女»をはじめ、
オルセー美術館から初来日する作品は約60点、本展出品作品の半分以上におよぶ。

開館後およそ25年を経て、オルセー美術館の展示スペースの大掛かりな改修工事に入り、
コレクションの一部をオーストラリア国立美術館(キャンベラ)、国立新美術館(東京)、アメリカ:デ・ヤング記念美術館(サンフランシスコ)の三箇所で開催されこととなり、

単なる印象派展ではなく、
印象派を起点として、芸術上の決定的な転換(象徴主義の確立と壁面装飾の復活)と
モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ロートレックといった
巨匠たちの芸術上の革新の高まりと世紀末パリという文化的宝庫から流れ出たいくつもの豊かな水脈がお互いに交差し、
ポスト印象派世代の果敢な挑戦と豊穣な遺産が
当時のヨーロッパ社会や時代全体を動かしていたムーブメントを感じる画期的な展覧会であると思える。
なかでも印象的で秀逸な展示は
第3章
セザンヌとセザンヌ主義:芸術における普遍的言語、解剖学的精確、堅牢的画面構成、独創的空間表現などなどの画期的かつ斬新な成果はキュビズムや抽象絵画など、後世に多大な影響を及ぼす。
«水浴の男たち»
«セザンヌ夫人»
«キュスターヴ・ジェフロワ»
«サント=ヴィクトワール山»
«セザンヌ礼賛»
セザンヌの静物画をナビ派の画家たちの絶賛:モーリス・ドニ作
第4章
トゥールーズ=ロートレック:心酔していた印象派からの脱却、モンマルトルへの深い共感、素早いスケッチ風の独自のスタイルが虚飾に潜む人間の真の姿を露にする的確さ。
«黒いボアの女»
«女道化師シャ=ユ=カオ»
«赤毛の女(化粧)»
第5章
ゴッホとゴーギャン:人間の本質を追及した単純で力強い、激しい色彩による独自のスタイル。
«自画像»
«アルルのゴッホの寝室»
«星降る夜»
«黄色いキリストのある自画像»
«牛のいる海景、または深い淵の上で»«タヒチの女たち»
第8章:内面の眼差し:象徴主義のモロー、ルドン、ヴュイヤールの神秘的な精神世界を表現していて感動ものです。

こんなまとまって、一堂に会するオルセー展は二度とない・・!館長言ありで必見です!!!

(2010年7月14日 17:47)
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